明日8月25日の暑さを心配しています

今日24日も、猛烈な暑さとなりました。

日本気象協会の予報によると、明日25日は猛暑日となる地域がさらに広がり、九州では熊本市や佐賀市などで、最高気温が40℃以上の「酷暑日」となるおそれがあります。

令和8年熊本地震をはじめ、各地の災害で被災された皆様に、改めて心よりお見舞い申し上げます。

僕は2011年から8年間、東日本大震災の復興支援に関わってきました。その中で、今も忘れられない光景があります。

震災によって家や家財が壊れ、津波で流されたり、泥水に浸かったりしたものが、「がれき」という一言でひとまとめにされ、積み上げられていました。

僕が東日本大震災後、初めて被災地に入ることができたのは、震災から約半年後の2011年9月でした。その頃は、「がれき」と呼ばれるものを満載したトラックが、何台も行き交っていました。

しかし、その「がれき」と呼ばれるひとつひとつの中には、ご家族との思い出や、その方が歩んできた人生の記憶が詰まっていたのだと思います。持ち主にとっては、決して単なる廃棄物ではなかったはずです。それでも、どうすることもできないまま回収されていったものも多かったのだろうと想像します。

山のように積み上げられたものからは薄い煙が立ち上り、辺りには強烈な匂いが漂っていました。その光景は、僕にとって本当に胸が痛むものでした。

今回の熊本地震でも、建物の崩壊や火災、爆発など、大きな被害が出ています。

この厳しい暑さの中、復旧作業にあたっておられる皆様には、本当に頭が下がる思いです。特に、今日、明日のような命に関わるほどの暑さの中での作業は、想像を超える過酷さだと思います。

さまざまな匂いが漂う中、自分たちが暮らしてきた街並みが少しずつ撤去され、見慣れた景色が変わっていく…。東北で目にした光景を思い出すと、その悲しさに胸が痛みます。

今、世界各地で次々と大きな地震や災害が起きています。どこへ、どのような支援を届けられるのか。それは、世界中で考え続けなければならないことだと思っています。

僕は現在、能登半島の珠洲市で復興支援コンサートを行うため、準備を進めています。

しかし、次から次へと災害が起こる中で、発生からまだ3年もたっていない能登半島地震のことさえ、少しずつ忘れられてしまうのではないか――そんな不安を感じることがあります。

僕は、いくつものことを同時にこなせる人間ではありません。だからこそ、まずは自分自身で決めた能登への支援に責任をもって向き合い、その復興を見届けながら、次に自分には何ができるのかを考えていきたいと思っています。

もちろん、熊本をはじめ、日本や世界各地で、この数か月の間に災害に見舞われた地域のことを忘れているわけでは、決してありません。

被災された皆様、そして復旧作業に携わっておられる皆様。

焦るお気持ちは、痛いほど想像できます。それでも、どうか、この命に関わる暑さの中で無理をなさらないでください。

皆様の心と身体が少しでも休まり、少しずつ回復へと向かわれることを、心から願っています。

2026年08月24日