ご心配をおかけしている皆様へ―現在の状況と今後の演奏活動について
いつも僕の音楽活動を応援してくださり、本当にありがとうございます。
今年8月23日のブログで、元弟子からの執拗な嫌がらせや脅迫的なメール、SNS上での言動についてご報告しました。
その後も多くの皆様から温かいお言葉や励ましのメッセージをいただきました。なかなかお返事ができず、申し訳ありません。そして、心から感謝しています。
「これからも、皆様に安心して音楽を楽しんでいただけるように。」
今日は、その後の経過と今後の演奏活動について、皆様にご報告したいと思います。
警察からの連絡について
昨日、10月7日、松江警察署から電話があり、今回の事案について警察での捜査と書類作成が終了し、検察へ送るとの説明を受けました。
これまで警察には、脅迫的な内容を含むメールやSNS上の言動に関する記録、医師の診断書など、必要な資料を提出してきました。
今回の行為には、刑法上の脅迫罪などに関わり得る問題が含まれていると考えており、警察にも相談してきました。
もちろん、検察への送致は有罪や起訴が決まったことを意味するものではなく、今後の判断は検察に委ねられます。
それでも、警察から捜査が一つの区切りを迎えたとの連絡をいただいたことは、僕にとって大きな安心材料となりました。
今後のコンサートの安全対策について
今回の出来事では、僕自身の心身の状態だけでなく、今後のコンサートを安心して開催できるのかという問題にも向き合うことになりました。
演奏家として何より心配だったのは、主催者の皆様や、僕の演奏を楽しみに会場へ足を運んでくださるお客様に、ご迷惑やご不安をおかけしてしまうことでした。
そのため、今後の公演については、主催者や関係者と必要な情報を共有し、安全面についてもあらためて確認と準備を進めています。
具体的な警備内容については公表を控えますが、万一の事態にも適切に対応できるよう、関係者と協力してまいります。
どうか必要以上にご心配なさらず、これからのコンサートにも安心して足をお運びいただければ幸いです。
これは、僕自身だけでなく、主催者の皆様とも共有している願いです。
少しずつ、音楽のある日常へ
正直なところ、心身の状態がすっかり元に戻ったわけではありません。現在も通院と治療を続けています。
それでも昨日、松江市立古志原小学校で、約100人の5年生の皆さんに演奏とお話を届けることができました。
子どもたちの元気な声や好奇心いっぱいの眼差しに触れ、僕自身もたくさんの力をもらいました。
久しぶりの公演で身体はくたくたになりましたが、やはり僕にとって、音楽を通じて人と出会い、思いを伝える時間は、何ものにも代えがたいものです。
今月は、公的にも重要な演奏や、石川県珠洲市での震災復興支援コンサートも控えています。
これからも体調と相談しながら、一つひとつの演奏に誠実に向き合っていきたいと思っています。
最後に
今回の出来事を通して、僕は多くの方々に支えられていることを、あらためて実感しました。
心配して連絡をくださった方、食材を届けてくださった友人、仕事を通して励ましてくださった方々。そして、変わらず僕の音楽を楽しみに待っていてくださる皆様。
本当にありがとうございます。
今後の法的な手続については、関係機関に委ね、僕自身は心身の回復と演奏活動に力を注いでいきたいと思っています。
これからも、皆様に安心して音楽を楽しんでいただけるよう、心を込めて演奏してまいります。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
2026年10月8日
ツィンバロン奏者・松江観光大使
斉藤 浩